豆千代モダンとa.k.a.の下駄

豆千代モダンの10周年を、作家のa.k.a.として、
またスタッフとして迎えられることをとても嬉しく思います。

今回は10周年記念の「みんなの豆千代モダン展」なので、
豆千代モダンがはじめて作ったオリジナル帯のデザインモチーフを
カラフルな下駄に絵付けをしました。
f0274586_1135583.jpg
          水玉
f0274586_1135498.jpg
          DECO猫
f0274586_1136235.jpg
          千鳥
f0274586_11361982.jpg
         マーガレット
f0274586_11373960.jpg
         音符


10年前に西荻窪でオープンしたときは、店長としてドキドキのスタートでした。
初のオリジナル帯は、特にいろいろな思い出が強く残っています。
なかでも仕立てまでの仕事に携わり、当時お客様の楽しみでもあった帯裏選びは、
たくさんの方々のお顔を思い出しながらの生地を探しは、今では懐かしい思い出です。

a.k.a.としても「豆千代モダンの記念に残る作品で参加したい」と思っていた頃、
10周年限定名古屋帯を準備段階からお手伝いしていて、
やはりDECO猫をはじめとするこれらのモーチーフが、豆千代モダンらしいのでは・・・
ということで、Wネームの下駄を作りました。


豆千代モダンが開店する数年前に、高校の同級生だった豆千代さんに再会し、
昔きもの豆千代に通うようになり、お茶したり、おしゃべりしたり、お手伝いをしたり。

小さい頃から針仕事は身近にあったので、豆千代で買ったハギレで小物を作り、
豆千代さんに薦められるままに恥ずかしながらも値札なんかつけちゃって、
催事のたびにアレコレと作りはじめ、必要に迫られ「a.k.a.」という名前がついたのです。

押し絵細工も、下駄の絵付けも、最初は試行錯誤の繰り返しで、
豆千代さんやお得意様、業者さんに貴重なアドバイスをもらいながら、
ようやく今の作品があるのです。

豆千代さんには、「どこのもない、誰にも真似のできない、
ひと手間もふた手間も手のかかったものを作ってね。」
と、言ってくれたことは、今でも守っていますよ。

そしてそんなことを始めた頃、洋裁士だった叔母に、
「ネームをつけた以上、きちんとした物を作るのは当たり前、
自分の手を離れたら何も出来ないのよ。」
と、厳しく言われたことも忘られません。

今では作品も、下駄やいろいろなスタイルの押し絵細工・・・と
いまだに肩書きに困るほどで、デザインも多種多様に幅広いのに
ここまで続けてこれたのは、たくさんの方々のお陰です。

この道に導いてくれた豆千代さん、
私の作品をご愛用くださっているお得意さま、
豆千代モダンの新旧全てのスタッフさん、
毎度わがままを聞いてくれる問屋さん、
本当にありがとうございます。

手先が動くうち(?)は、
ひとりでも多くの方に、タカラモノとなるようなモノづくりを続けていけたらなぁ
って、豆千代モダン10周年を機に・・・。

スミマセン!!昔ばなしが長くなりました。
なのに最後まで読んでくださった方
お付きあいいただきありがとーございました。

新宿にお出かけすることがありましたら、
チョッと伊勢丹の正面ではなく、斜向かいにある「マルイワン4F」にお立ち寄りくださいませ。
豆千代モダン新宿店ブログでも、いろいろな作家さんの作品を紹介してくれております。
[PR]
by akakumi69 | 2013-05-30 15:53 | いつものもの
<< おあつらえ みんなの豆千代モダン展 >>