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七五三のお祝い着

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今回のTAKARAMONO展では、
豆千代モダンさんの吹き寄せ小紋柄の七五三のお祝い着を、
コーディネートさせていただきました。

バッグはどちらもNATSUKOさんの作品です。

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三才用は、オモチャ箱のようなイメージで
小鳥と片喰(かたばみ)でかわいらしく。

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七才用は、芸子さんみたいに大人っぽく
黒と朱赤で古典的にしました。
# by akakumi69 | 2013-09-06 23:20 | ハレノヒのもの

TAKARAMONO展

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毎年12月にグループで行っている「TAKARAMONO展」
今年はちょっと早く9/6(金)~12(木)にバック作家のNATSUKOさんとふたりで開催することになりました。
場所はいつもお世話になっている豆千代モダン新宿店マルイワン4Fです。

豆千代モダン新宿店にてご好評いただいているイベント「フォーマル展」に先駆けての開催になります。
今回の「TAKARAMONO展」では
成人式から七五三の晴れ着に合わせた髪飾りや、手描きのぽっくり下駄をはじめ、
なかなか店頭に出せないでいた押し絵細工もご用意いたします。
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豆千代モダン新宿店は、10月にマルイワンから近くのマルイアネックスにリニューアルオープンします。
マルイワンでの最後のイベントです。是非お立ち寄りくださいませ。
# by akakumi69 | 2013-08-12 09:00 | おしらせ

ご祝儀袋

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以前に私の作品の撮影をしていてくれた友達がご結婚しました。

みんなでお祝いすることになったので
ご祝儀袋を作りました。

大切な人へタカラモノができました。
そして作った私にも、幸せのお裾分けをいただいた気分です。
どーか、どーか、末永くお幸せに ( ^^)人(^^ )


ご親戚や、お友だちへのプレゼント用としても
お誂えいたします。
# by akakumi69 | 2013-07-18 21:24 | ハレノヒのもの

おあつらえ

ハレの日のお祝い着のお手伝いをさせていただきました。
晴れ着用なので、格の高い畳表のぽっくり下駄に絵付けをしました。

まずは、七五三の七才のお客さま。
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白木の台に、白い鼻緒、白い乱菊の柄です。
七才のお祝い着は、ちょっと背伸びした大人っぽい雰囲気に仕上げると素敵になります。
あえて足元は、上品に白で統一したので、
まるで花嫁衣装のようになりました。


そしてこちらは、成人式のお客さま。
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黒塗りの台、鼻緒は紫系、丸みのある白菊柄など...
お客さまよりいくつかのご希望を伺いました。
お着物が古典的なご様子でしたので、
鼻緒の坪を黒で締めて、絵付けの色は白と金で抑えてみました。


それぞれにお手元に届いたお客さまから、
笑顔が拝見できそうなご連絡をいただき、
つくり手にまで幸せのお裾分けをいただいた気持ちになりました。


「おあつらえ」は、
お客さまのご希望を、いろいろとお伺いいたします。
世界でひとつだけのタカラモノになるよう、お作りします。
せっかくの「おあつらえ」ですからね。
# by akakumi69 | 2013-06-13 21:20 | おあつらえ

豆千代モダンとa.k.a.の下駄

豆千代モダンの10周年を、作家のa.k.a.として、
またスタッフとして迎えられることをとても嬉しく思います。

今回は10周年記念の「みんなの豆千代モダン展」なので、
豆千代モダンがはじめて作ったオリジナル帯のデザインモチーフを
カラフルな下駄に絵付けをしました。
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          水玉
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          DECO猫
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          千鳥
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         マーガレット
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         音符


10年前に西荻窪でオープンしたときは、店長としてドキドキのスタートでした。
初のオリジナル帯は、特にいろいろな思い出が強く残っています。
なかでも仕立てまでの仕事に携わり、当時お客様の楽しみでもあった帯裏選びは、
たくさんの方々のお顔を思い出しながらの生地を探しは、今では懐かしい思い出です。

a.k.a.としても「豆千代モダンの記念に残る作品で参加したい」と思っていた頃、
10周年限定名古屋帯を準備段階からお手伝いしていて、
やはりDECO猫をはじめとするこれらのモーチーフが、豆千代モダンらしいのでは・・・
ということで、Wネームの下駄を作りました。


豆千代モダンが開店する数年前に、高校の同級生だった豆千代さんに再会し、
昔きもの豆千代に通うようになり、お茶したり、おしゃべりしたり、お手伝いをしたり。

小さい頃から針仕事は身近にあったので、豆千代で買ったハギレで小物を作り、
豆千代さんに薦められるままに恥ずかしながらも値札なんかつけちゃって、
催事のたびにアレコレと作りはじめ、必要に迫られ「a.k.a.」という名前がついたのです。

押し絵細工も、下駄の絵付けも、最初は試行錯誤の繰り返しで、
豆千代さんやお得意様、業者さんに貴重なアドバイスをもらいながら、
ようやく今の作品があるのです。

豆千代さんには、「どこのもない、誰にも真似のできない、
ひと手間もふた手間も手のかかったものを作ってね。」
と、言ってくれたことは、今でも守っていますよ。

そしてそんなことを始めた頃、洋裁士だった叔母に、
「ネームをつけた以上、きちんとした物を作るのは当たり前、
自分の手を離れたら何も出来ないのよ。」
と、厳しく言われたことも忘られません。

今では作品も、下駄やいろいろなスタイルの押し絵細工・・・と
いまだに肩書きに困るほどで、デザインも多種多様に幅広いのに
ここまで続けてこれたのは、たくさんの方々のお陰です。

この道に導いてくれた豆千代さん、
私の作品をご愛用くださっているお得意さま、
豆千代モダンの新旧全てのスタッフさん、
毎度わがままを聞いてくれる問屋さん、
本当にありがとうございます。

手先が動くうち(?)は、
ひとりでも多くの方に、タカラモノとなるようなモノづくりを続けていけたらなぁ
って、豆千代モダン10周年を機に・・・。

スミマセン!!昔ばなしが長くなりました。
なのに最後まで読んでくださった方
お付きあいいただきありがとーございました。

新宿にお出かけすることがありましたら、
チョッと伊勢丹の正面ではなく、斜向かいにある「マルイワン4F」にお立ち寄りくださいませ。
豆千代モダン新宿店ブログでも、いろいろな作家さんの作品を紹介してくれております。
# by akakumi69 | 2013-05-30 15:53 | いつものもの